瀬戸ツクルスクールのよりよい活動と環境づくりのために寄付を募集しています

瀬戸ツクルスクールは教育機会確保法の趣旨に沿った全日制小中学校です。2014年に創立して以来、今では在籍70名以上、毎日45名前後の生徒が通学するようになりました。

 

当校は授業料無料で、国からの補助も受けていないため、様々な活動に対する制限があったり、設備のメンテナンス(校舎の修繕、机やイス、掃除道具などの備品)が十分にできない状況にあります。

 

生徒たちのよりよい活動と環境づくりのために、皆様からの温かいご支援をお待ちしております。

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瀬戸ツクルスクールとは

瀬戸ツクルスクールは愛知県瀬戸市にある教育機会確保法の趣旨に沿った全日制の小中学校です。既存の学校システムでは伸ばしきれない素晴らしい個性を育むために2014年4月に創立しました。4名ほどの生徒で小さくスタートした学校でした。その後5年間は生徒が増えることもなく、細々と続けていました。

 

そんな中、社会背景の変化や法律の整備により、その価値や認知度が上がっていき、この3年で生徒が一気に増え、現在は在籍70名以上、毎日45名近くの生徒たちが通学するようになりました。現在では、幼児のお子様をお持ちの保護者の方が見学に来ていただけるようになりました。新たな公教育の選択肢として認識され始めています。

なぜ新たな公教育が必要なのか

文部科学省によると2021年度の小中学生の不登校者数は約24万人と過去最多を更新し、9年連続で増加しました。現場の先生は一生懸命取り組んでいらっしゃいますが、その効果はなく、悪化の一途です。なぜでしょうか。

その背景の一つに、「多様化する社会に対する既存の公教育システムの限界」があります。

現在の公教育システムがつくられた明治時代に比べると、言うまでもなく社会は多様化しています。その現代社会に対して、たった一つの教育システムでは歪みがでるのは当然のことと言えるでしょう。

また、不登校者数だけではなく、教員の精神疾患による病気休職者が4年連続で増加(令和元年は5,478人)、公立小教員採用倍率過去最低(2.5倍)、さらに改善のみられない教育格差といったところまで含めて考えると、生徒や家庭、先生が悪いのではなく、構造的に無理があるといっても過言ではないでしょう。

そんな状態を改善しようと国も動いていますが、大きなシステムだけに、すぐ変わるものではありません。しかし、今現在も通っている生徒、そして、来年から学校に通う子どもたちはたくさんいるのです。

既存の公教育の変革を待っていることはできません。今現在、学校に通ってる子どもたち、来年度以降学校に通う子どもたちのためにも新たな公教育を創り上げていくことが必要だと考えました。

ここでの「公教育」は2つの捉え方をしています。

1:だれもが受けられる教育

現在、無条件で受けられる小中学校教育は公立の学校しかありません。フリースクールやオルタナティブスクールが増えてきましたが、有料であったり、入試があったりして、だれもがその教育を受けられる状況にありません。経済格差なく、だれもが受けられる教育という条件をクリアするために、瀬戸ツクルスクールは授業料を無料にし、施設費や昼食費を合わせても、既存の公立の小中学校と変わらない費用にしています。

2:すべての子どもたちに共通して必要な教育

公立の学校では、近年英語やプログラミングが教科として増えました。また小学校、中学校、高校と学年が上がるにつれ、その教科学習の理解度は半減していきます。果たしてこれらの教科学習が「すべての」子どもたちに共通して必要な力と言えるでしょうか。瀬戸ツクルスクールでは、すべての子どもたちに共通して必要な力を捉え直し、試行錯誤しながら、その共通する力を育む活動に集中しています。

このような新たな公教育を地域、民間で創り上げ、既存の学校と協力することで、現在ある課題を解決したり、すべての子どもたちが健やかに伸び伸びと学び、持っている力を存分に発揮できる教育環境をつくっていきます。

すべての子どもたちが伸び伸び健やかに学ぶために

このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。瀬戸ツクルスクール運営責任者の一尾茂疋(いちおしげひこ)です。

 

私は20年近く教育業界に関わってました。その中で、現在の1つしかない公教育システムに合わないというだけで、自尊心を失くし、本来持っている力を存分に発揮できない子どもたちにたくさん出会ってきました。この課題を解決するために瀬戸ツクルスクールを創立しました。

 

創立から9年。今では毎日40名を越える生徒が通学するようになりました。長期休みになると、「早く休みが終わらないかな~。早く学校(ツクルスクール)に行きたい!」と生徒たちが通学を心待ちにする学校となりました。

 

一方、生徒数が増えることで、今まで小集団だったから可能だった活動ができなくなったり、利用している校舎、物品や設備の消耗が早くなりました。これからの活動や環境づくりをよりよいものにするために皆様の温かいご支援をお待ちしております。

 

瀬戸ツクルスクール

運営責任者 一尾 茂疋

ご支援の使い道

瀬戸ツクルスクールは授業料無料で運営しているため、活動は出来る限り無料の施設を利用したり、公共交通機関を利用したりしてきました。また、校舎、机やイスなどの物品などは30年以上前から使っているものを継続使用したり、地域の方からいただいてきました。しかし、生徒の人数も増え、これらの取り組みだけでは十分に活動や環境づくりをすることが難しくなってきました。今までの活動の継続や校舎修繕のための積み立て、壊れた物品の買い替えなどだけでもできるようにしたいと思っています。

 

皆さまからのご寄付は、主に活動にかかる移動費と物品(机やイスや掃除道具など)の買い替えの費用や校舎修繕に使用させて頂きます。

 

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